小説に挑戦(暇つぶし)
暇すぎて腹立ってきたので全力で暇つぶしをします。
これは、まだ人間が皆、神の存在を信じていたときの物語。
「あ!やっと見つけた!大天使様~!!」
「ん、なあに~?」
ここは、天空にある国。名前などないが。
しかし、人はここを「天国」と呼ぶので、皆も天国と呼んでいる。しかし名前は無い
ので、呼び方なんて人それぞれだ。ので、一応ここでも天国と呼んでおこう。
そんな国の中で、一人、名を持たない天使が呼ばれた。
「大天使様、この間の資料ですが・・・」
「え、あ、うん。」
「見事にミスが見つかりました。ので、修正をお願いします。」
「あぅぅ・・・やっぱり・・・」
大天使・・・即ち、天使の長のことである。
その幼い、人間の年齢でいう7~8才にしか見えない見た目に反して、彼はかなりの実力の持ち主だ。その実力も認められ、こうして長をやっているのだ。
しかし、彼には名前なんてなかった。
なぜか。それは、実力はあれど、生まれつき魔力が弱かったのだ。
だから名前は無い。更に言うと名前が無いのは彼だけである。
要は一種の差別だった。魔力の弱き者は名を持つべからずだとか。訳わからん。
でも皆大天使って呼ぶからいいよねと、随分適当な長でもある。
「えー!?なんでー!?いいじゃんこれでー!」
「いや駄目ですって。何処の世界に『Q、好きな食べ物はなんですか』って聞かれて『A、ピーマンは嫌いです』って答える人がいるんですか!?これじゃピーマン以外は好きですってことになりますよ!?」
「嘘!?嫌だ!ピーマンは嫌だけどアボカドはもっと嫌だ!!」
「なんでそんな地味なところいくんですか!?とにかく書きなおして下さい!」
「えぇー・・・」
えーとか言いながらも紙を受け取る。
「・・・林檎が普及して欲しいですじゃ駄目かな?」
「だから好きな食べ物書くんですよ!?なんで願望書くんですか!!
普通に『A、林檎』でいいでしょう!?」
「あ!そうかー!」
「アホの子ですか!?」
「あ、アホじゃないよ!」
「えーっと、次の質問ですが、こちらも修正をお願いします。」
「ねぇちょっと無視!?」
「わかりましたからー!修正をお願いしますー!」
「むー・・・なんでこんなに修正する必要があるの?」
「大天使様の回答がちょっと特殊だったからですね。」
「そんなにとくしゅかなー?とくしゅって何かわからないけど」
「いや、だって『Q、1+1=?』って聞かれて『A、論理的に考えると1である。』って答えるのおかしくないですか?なんで論理的に考えたんですか!?」
「あー、それはねー。うん。ちょっとね。論理的な気分だったんだよ。長ったらしい会議の後だったし。」
「本音は?」
「眠かった☆」
「よし直しましょうね!」
「あー!じょうしに本音吐かせたな―!ぶれいものー!」
「今更ですかソレ!?」
と、まぁ、こんな具合に結構お茶目な子である。
力尽きました。
え、なに。思ったより疲れたんだけど。
とゆーわけでどうも私です。
やっぱり小説書くのは疲れますね・・・でも楽しい。
大天使様の様子、書いててとても楽しかったです。
こちら気が向いたらpixivさんの方に投稿させて頂く予定です。
気が向いたらですけどね。
とりま今回はこの辺で!!でわでわ!ノシ
閲覧Thank you!!